みなさま、こんにちは。
 第36回全日本民医連糖尿病シンポジウムの実行委員長を務めさせていただきます立川相互病院糖尿病代謝内科の宮城です。
 このたび、第36回全日本民医連糖尿病シンポジウムを東京で行うこととなりました。前回の東京開催から20年以上が経過し、主要スタッフの殆どが、前回開催時のノウハウなどない状態からの手探り状態で準備を進めてまいりました。
 本来であれば、2020年度に開催予定でしたが、2020年春からの新型コロナウイルス感染症COVID-19の問題により大幅に延期となり、みなさまには多大なご心配とご迷惑をおかけしました。
 この20年で、超速効型・持効型インスリンなどアナログ製剤、インクレチン製剤、SGLT-2阻害薬など、数々の新しい治療薬の登場があり、FGMなどの機器も進歩しました。高齢化社会の進展にともない、フレイル・サルコペニアなどの概念も出てきて、高齢者の栄養状態の改善・運動療法などの重要性も注目されてきました。糖尿病患者のQOL向上・維持には、様々な多職種が連携し、エンパワーメント・モチベーション維持をしていくことが必要です。
 またこの間の災害級の感染症であるCOVID-19の話題も欠かせません。新しい医療現場の構築と専門科領域の枠を超えた他科・他職種との連携、さらに地域医療の重要性を模索している現状です。その中で2021年には、賛否両論ありましたが、オリンピックが東京にて開催されました。
 激動の時代の中で、今回のシンポジウムのテーマを「糖尿病 with コロナ ~チームでつながる糖尿病治療の7輪~」と題しました。「7輪」とは、糖尿病患者/家族をとり巻いて、医師・看護師・リハビリテーション職種・栄養士・検査技師・事務職が連携しあい、QOLの改善・維持に取り組んでいきたい、そんな様子を表した言葉・造語です。
 特別講演では、前回、東京開催時の大会長、宮川高一先生をお招きしました。東京都・多摩地区の糖尿病診療を牽引するリーダーの1人として活躍され、多くの臨床経験を基にした発表も多数されています。先生の知識の深化の一端を伺うとともに、旧交を深めていただければと存じます。
 フットケア・カーボカウントなどZOOMを利用した分科会の内容も充実させてまいります。そのため、より多くの地域・多職種からの参加者にて、活発な意見交流を行いたいと思っております。
 沢山の方の参加を心待ちにしております。よろしくお願いいたします。